JDA(Japan Denture Association)

ブリッジ,インプラント,義歯などの欠損補綴治療において,ペリオベースの臨床を実践している歯科医師,歯科技工士のグループです
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    2009年度 第3回 JDAmeeting &学術講演会

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      第3回JDAmeeting

      12月12日(土)9:00-17:00  会員限定の定例研究会(会場:血脇ホール)

      午前の部
      9:15~ 9:30  会務報告(学術大会と予算決算)亀田
      9:30~12:00  (会員発表)
      1.                野澤 康二 自由発表
      2.                森永 純  自由発表
      3.                虻江 勝  補綴臨床報告
      4.                敦井智賀子 自由発表
      阿部二郎:過去&未来の活動と総括(日本&世界)

      午後の部
      13:00~14:30海外研修「エビデンスに基づくインプラントオーバーデンチャー」
      1.松下寛;オランダ,ベルギーのIODの現状
      2.亀田行雄;2インプラントオーバーデンチャーのエビデンス
      3.神山剛史;アタッチメントの選択とローディングの時期
      4.三宅広之;IODのサージカルリスク(解剖学的な見地から)
      5.山崎史晃;アタッチメントの選択
      14:45~15:30 斎藤善広 義歯は動いて機能する
      15:40~16:20松下 寛 Conventional Denture との比較報告 
      17:30から神楽坂にて
      Welcome Party , Year ending Party (忘年会)

      12月13日(日)
      JDA 学術講演会  
      (オープン講演会:会員外のDr.DT.も参加)

      日時: 2009
      1213日(日曜) 930-1600 
      会場: 血脇ホール (千代田区三崎町2-9-18東京歯科大学水道橋病院内 2階)
      メインテーマ  「BPSと下顎総義歯吸着技術の融合」
      プログラム
      1.1.[開催の挨拶]  Dr.阿部二郎 & Mr.Linder Christoph (Ivoclar V)
      2.[BPSとは何か]  DT.Mattheus Boxhoorn(Ivoclar V)(随時通訳)
      3.3.[BPS歯科技工:模型分析と配列]  DT.佐藤幸司 
      4.    昼休み (技工デモ佐藤孝司、小久保京子、須山譲氏、他)
      5.4.[BPSと下顎総義歯吸着の融合]  Dr.阿部二郎
      6.5.[機能的研磨面形態Waxing]  DT.小久保京子
      7.6.[義歯は動いて機能する]  Dr.齋藤善広
      8.7.[BPSを用いたImplant OverDenture]  Dr.亀田行雄
      満員御礼
      JDA講演詳細      BPSクリニカルインストラクター 佐藤貴映 記

      1.開会の挨拶
      Dr.阿部より,現状の医療崩壊を嘆き,この現状を次の世代に伝える訳にはいかないという決意を持って,今回の講演会を開催したということ.総義歯治療におけるBPSのメリット,下顎総義歯の吸着メカニズムを今日の講演から学んでいただき,患者さんのために技術アップをしていただきたい.という挨拶がありました.
      次に,Ivoclar Vivadent本社日本・韓国担当マネージャーMr.Linder Christophより挨拶があり,新しい人工歯や,BPSのメンバーへのトレーニング,今後の展開についてお話がありました.その中でも,BPSテクニカルメンバーの更新についての内容は,驚くものがありました.2010年から年間24床以上のBPSデンチャーの製作を義務付けるというものでした.患者さんのために,BPSメンバーのレベルを保証することを目的としているようです.
      2.BPSとは何か
      Ivoclar Vivadent本社DT.Mattheus Boxhoornより「BPSとは何か」という演題で1時間40分もの長時間にわたってお話をいただきました.BPSの歴史からはじまり,手技を丁寧に解説してくださりました.特に,本印象時の舌の運動や,咬筋を味方にする方法などは興味深く聞かせていただきました.また,患者の満足のためにシステムにこだわることはないという言葉は,驚きでした.さらに,BPSの可能性にも触れていました.
      3.模型分析と排列
      BPSテクニカルインストラクターDT.佐藤幸司より「模型分析と排列」という演題でお話をいただきました.高齢化社会を迎え,患者の満足のためにBPSのできることを軸に,既形印象から得られる模型から,筋肉の付着,骨格系の見方.精密印象より得られる模型からの情報と,前歯部,臼歯部の咬合学的な力学と,生理学的な力学を考慮した排列方法を詳しくお話していただきました.中でも,ニュートラルゾーンの重要性を再認識させていただきました.
      昼休み 
      2時間半の講演を聞き終わった参加者は,昼食を摂る時間を惜しんで,技工デモを見学していました.
      DT.佐藤幸司は,模型分析と個人トレーの外形線の引き方、ニュートラルゾーンについてデモを行いました.
      DT.小久保京子は、個人トレーの製作と,ナソメーターMのセッティングのデモを行いました.
      DT.須山譲は,スタディーモデルの咬合器装着のデモを行いました.
      DT.Mattheus Boxhoornは,新しい人工歯「フォナリス」の排列のデモを行いました.
      四つのテーブルに分かれてデモを行いましたが,参加者からは,すべてのテーブルを最初から最後まで時間かけて見たいという意見があがるほど好評でした.
      4.BPSと下顎総義歯吸着技術の融合
      JDA代表,BPSクリニカルインストラクター Dr.阿部二郎からは,「BPSと下顎総義歯吸着技術の融合」という演題で日本の大学の総義歯教育が実際の臨床に生かされていないことの問題点と,それを解消するため,BPSシステムを取り入れることによって,総義歯治療の質を向上させられる可能性があること,さらに,下顎総義歯の吸着メカニズムについての詳しい講演がありました.阿部先生の長い臨床経験から培われてきた貴重な知識を披露していただき,なぜ,BPSシステムを学ぶことが下顎吸着義歯を製作するための近道になるのかを理解することができました.
      5.機能的研磨面形態のWaxing
      BPSテクニカルメンバー DT.小久保京子より,「機能的研磨面形態のWaxing」という演題で貴重な話を聞くことができました.義歯研磨面は,摂食は勿論,嚥下,構音などに必要な要素で,口腔周囲筋の働きを最大限に引き出すこともできるとのことでした.咬合力の強弱や,顎堤の吸収度合いによっても変えるべきものであることが理解できました.さらに,デンチャーカラーリングに関しては,患者の求める義歯製作する際のヒントになる説明でした.
      6.義歯は動いて機能する
      BPSクリニカルメンバーDr.齋藤善広より,「義歯は動いて機能する」という演題で,驚くような内容の発表を聞くことができました.総義歯を造影して,CBCTを撮影することにより,総義歯は口腔粘膜に浮いていることが観察できたということ,さらに総義歯は,咀嚼時の機能圧により大きく動くことも分かりました.だからこそ,最小限の動きに抑えられる総義歯を製作する必要があるという話には,とても納得させられました.
      7.BPSを用いたImplant Over Denture
      BPSクリニカルメンバーDr.亀田行雄より発表された,「BPSを用いたImplant Over Denture」という演題は,今後の総義歯治療の在り方の一つを示す講演でした.下顎総義歯治療においてインプラントの併用をする際の術者と患者のメリット,さらにリスクをわかりやすく説明してもらいました.世界的には,低侵襲,低コストで,予知性が高い手法であることが理解できました.
      なお,今回の講演会は,JDAのアドバイザー,正会員,準会員,オープン会員の出席が31名,一般の歯科医師・研修医が101名,技工士が92名の参加で,合計224名の参加者によって,大盛況のうちに終了することができました.
      今の歯科医療には,総義歯の知識を欲している人たちが溢れていることを目の当たりにした思いです.
      今回,日程の都合でどうしても参加することができなかった方も,JDAの例会にはオープン参加や,見学といった形での参加が可能ですので,ぜひ,ご参加ください
      今後、JDAでは,2010年の3月16日から21日にかけてIvoclar Vivadent本社への海外研修を予定しています.こちらも奮ってご参加ください.今のテクニックに満足している方でも,必ず得るものがあります.満足していない方は,何に満足していないのかが分かるかも知れません.
      例会参加や,海外研修参加にご興味のある方は,メールにてご連絡ください。当会では,あなたの参加を大歓迎します.

      10月末時点で定員を上回るお申し込みをいただきました.大盛況の講演会でした.

      講演会の記事が以下の出版社のHPに掲載されました.
      医歯薬出版のホームページ→ 
      ホームページ
      クインテッセンス出版のHPホームページ

      日本歯科評論2010年2月号に講演会の報告記事が掲載されました.


        

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